娘の春休みにあわせて、地元・倉敷へ帰省しました。東京から来た友人家族と美観地区を散策。翌日は児島の下津井にある「ブラジリアンパーク・鷲羽山ハイランド」へ行ってきました。
ここは私自身が子供の頃から何度も訪れている思い出の場所です。1971年の開業から50年以上の歴史があり、かつては「瀬戸大橋の見える遊園地」として親しまれていました。
正直、訪れるたびに寂れていく様子を見て「いつかなくなってしまうのでは」と心配していましたが、この日は春休みということもあってか、思いのほか盛り返していてホッとする思い。

いつもは車で向かうところ、最近ペーパードライバーで免許も自宅に置いてきたため、今回は倉敷から岡山駅を経由し、電車とバスを乗り継いで向かうことに。
「遠回りで面倒かな…」なんて思っていましたが、いざ行ってみると意外と悪くありません。
児島駅からのバスは座ることができたし、車窓から眺める田舎の景色がなかなか良い雰囲気で、移動そのものが心地よい旅の時間になりました。春休みということもあってか臨時バスも出ていて、アクセスも決して悪くありません。

私が改めて「ブラジリアンパークの一番の見どころ」と感じるのは瀬戸内海の絶景です。
その美しさを一番に実感させてくれたのが、意外にも「チューピーコースター」でした。
実は私、ジェットコースターは大の苦手。学生の頃に乗って以来、何十年も避けてきたのですが、今回は子供たちの熱意に負けて。思い切って参戦してみました。すると、コースの途中で目の前に広がったのは、満開の桜とキラキラ輝く瀬戸内海の多島美!そのあまりの絶景に恐怖心が吹き飛び、なんと人生初の3回リピートをしてしまいました。
もちろん、地上16mの高さで自らペダルを漕ぐアナログなスリルがたまらない「スカイサイクル」も健在。怖がりの娘も友人家族と声を掛け合いながら、瀬戸大橋をバックに最高の笑顔を見せてくれました。

そして園内を回っていて気になったのが、2025年3月22日に登場したばかりの新アトラクション『キョウテンジャー』。
海抜200mの大観覧車に8機搭載されたというこの乗り物、なんと「体むき出し1000%」を謳う15分間のスリル体験なのだとか。

有料だったので今回は乗りませんでしたが、絶景の観覧車で「絶叫にご用心」とは、いかにもハイランドらしい強気な新伝説です。勇気のある方は、ぜひ挑戦してみてください。
ランチタイムには、ブラジルの定番メニューがずらり。

ブラジル人と結婚し、実際に二度ブラジルを訪れた経験を持つ今の目で見ると、都内でもなかなかお目にかかれないようなコアなラインナップに驚かされました。味の方は正直「遊園地クオリティ」でしたが、価格もリーズナブルで子供たちが喜んでいたのでよし。

ただ、一つだけ注意を。アトラクションの順番待ちで一瞬目を離したすきに、カラスにポテトを奪われるというアクシデントが発生しました!これから行かれる方は、空からのサバイバルな視線にくれぐれも気をつけてください。

楽しい時間はあっという過ぎ、最後は友人家族と岡山駅でお別れです。私たちは新幹線、友人家族は飛行機で、それぞれ東京への帰路につきました。
東京から倉敷へアクセスする場合、新幹線か飛行機かはいつも悩むところです。所要時間も、空港への移動を含めればどちらも4時間弱。今回は岡山駅で駅弁やお土産を選ぶ楽しみを優先して新幹線にしましたが、どちらを選んでもそれぞれの旅の余韻に浸れるのが倉敷旅行のいいところ。

古き良き懐かしさと、桜舞う春の絶景。そして少人数ながらも熱いブラジルの風。
新旧織り交ぜた倉敷の魅力に触れ、娘にとっても私にとっても、忘れられない特別な春の思い出になりました。
